はちわれ
こういった疑問に答えます。
MT4では、以下の6種類の注文方法を使うことができます。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
この記事では、成行注文について詳しく紹介していきます。
成行注文とはどんな注文?
成行注文は、注文時に価格の指定をせず、現在の価格で売り買いする注文です。
レートを見ながら、「今買いたい」「今売りたい」と注文を出す形式です。
成行注文は、数ある注文方法の中で一番シンプルな注文といえます。
FX会社によっては、「マーケット注文」「プライスオーダー」と呼ばれることもあります。
成行注文のメリット・デメリット
成行注文のメリットは、以下のようなものがあります。
- 分かりやすく、使いやすい
- 買いたい、売りたいタイミングですぐに注文を出せる
- 売買の成立(約定)が早い
また、デメリットは以下のようなものが挙げられます。
- スリッページが発生する場合がある
成行注文は売買する価格を指定しないので、売買の成立(約定)が早いです。
また、「買いたい」「売りたい」と感じた瞬間に注文を行うだけなので、比較的分かりやすく注文しやすい方法と言えます。
その反面、スリッページが発生する場合がある点に注意が必要です。
スリッページとは、トレーダーが注文を出してから約定するまでの間にレートが変動してしまうことです。
スリッページは、どのFX会社でも発生します。
スリッページを減らしたい場合は、スリッページが少ないFX会社や、許容スリッページを設定できるFX会社を選ぶと良いでしょう。
はちわれ
スリッページが発生した注文を約定させたくない場合に有効な設定だよ。
MT4で成行注文をする方法
MT4で成行注文を行うには、まず「注文画面」を開きます。
キーボードのF9キーを押すと(ショートカットキー)注文画面を開くことができます。
はちわれ
注文画面を開いたら、画像のように「通貨ペア」「数量」「コメント(必要に応じて)」「注文種別(成行注文)」を入力/確認しましょう。
コメントは他の注文と区別したい時や、見直しする時のメモなど自由に記入できます。
売りたい場合は「成行売り」、買いたい場合は「成行買い」を希望のタイミングでクリックすると、クリックしたタイミングで注文されます。
MT4で使える成行注文の方法 まとめ
成行注文は、エントリーするタイミングを見計らうだけで注文ができる、わかりやすい注文方法です。
スリッページが発生しやすい点を念頭に置いて利用していきましょう。
MT4における注文画面の開き方は様々な方法があります。
その他の注文方法でも注文画面を開く場合が多いので、自分にあった注文画面の開き方を覚えておくと良いでしょう。
はちわれ
どのキーだったか忘れやすいのがたまにキズだけどね(僕だけ?)