【MT4・MT5】マルチタイムフレーム移動平均線(無料インジケーター)

はちわれ投資で無料配布しているマルチタイムフレーム対応の移動平均線インジケーター「H_MA_MTF」のご紹介です。

どなたでもご利用いただけますので、以下からダウンロードしてお使いください。

【MT4】H_MA_MTFをダウンロードする

MT5版は準備中です。

H_MA_MTFの概要

H_MA_MTFは、チャートの時間足以外の時間足(上位足)の移動平均線を表示させることができます。

1分ごとにその時の5分足の移動平均線のデータを描画しているため、正確なマルチタイムフレーム分析ができます。

以下は、よくあるマルチタイムフレーム移動平均線です(1分足に30分足の14SMAを表示)

30分足の移動平均線のデータは、0時、0時30分、1時、1時30分というように30分ごとにしかないため、それを1分足で描画すると、このような階段状になります。

30分ごとのデータをつないで滑らかに描画する方法もありますが、ただ点と点をつないで見た目を滑らかにしているだけであり、30分足の移動平均線の1分ごとのデータを表しているわけではありません。

以下は、H_MA_MTFを上のチャートと同じ設定で表示させたチャートです(1分足に30分足の14SMAを表示)

30分足の移動平均線もリアルタイムの値動きに連動して上下動しますので、30分足の移動平均線を1分足チャートに正しく表示させると、このようになります。

チャートの時間足と表示させる移動平均線の時間足が離れすぎている場合、以下のように移動平均線が見切れることがあります(1分足チャートに4時間足の移動平均線を表示)

H_MA_MTFのパラメータ設定

表示させる移動平均線の時間足を以下の中から選択します。

• current（現在のチャートの時間足）
• 1Minute（1分足）
• 5Minutes（5分足）
• 15Minutes（15分足）
• 30Minutes（30分足）
• 1Hour（1時間足）
• 4Hours（4時間足）
• 1Day（日足）
• 1Week（週足）
• 1Month（月足）

currentを選択した場合は、チャートの時間足の移動平均線が表示されます。

例えば1時間足チャートでcurrentを選択した場合、1時間足の移動平均線が表示されます。

1時間足チャートに5分足の移動平均線など、チャートの時間足より短い時間足の移動平均線は表示されません

移動平均線のパラメータ

期間

移動平均線の期間を指定します。

MA種別

MAの種別を以下の中から選択します。

• SMA（単純移動平均線）
• EMA（指数平滑移動平均線）
• SMMA（平滑移動平均線）
• LWMA（線形加重移動平均線）

適用価格

適用価格を以下の中から選択します。

• Close price　終値
• Open price　始値
• High price　高値
• Low price　安値
• Median price　(高値＋安値)÷2
• Typical price 　(高値＋安値＋終値)÷3
• Weighted price 　(高値＋安値＋終値＋終値)÷4

H_MA_MTFでマルチタイムフレーム分析

H_MA_MTFの使い方の一例をご説明させていただきます。

上位足のパーフェクトオーダー

トレンド時だけトレードしたい場合は、上位足のパーフェクトオーダーの形成を待つのがおススメです。

上位足の移動平均線のパーフェクトオーダーを表示させるには、チャートにH_MA_MTFを3本入れてください、

パーフェクトオーダーとは、3本の移動平均線が「短期＞中期＞長期」や「短期＜中期＜長期」の順に並ぶことです

以下は5分足に30分足の移動平均線を3本表示させたチャートです。

• SMA20(緑の短期線)
• SMA40(黄の中期線)
• SMA60(赤の長期線)

上のチャートでは、30分足のSMA20やSMA40付近まで下がってきたところが、押し目買いポイントとして機能しています。

下のチャートは、同じ設定の下降パーフェクトオーダー時です。

こちらも30分足のSMA20やSMA40付近まで上昇してきたところで、戻り売りを狙うのがよさそうです。

上位足にどの時間足を使うか、移動平均線の種別や期間を何にするかなど、チャートを見ながら良い設定を探してみてください。

上位足のクロスでトレンド方向を確認

マルチタイムフレーム分析の基本といえば、上位足のトレンド方向を確認することです。

上位足の2本の移動平均線がクロスした方向にエントリーを仕掛けると、上位足のトレンドに沿ったトレードができます。

以下は1分足に15分足の移動平均線を2本表示させたチャートです。

• EMA10(緑の短期線)
• EMA20(赤の長期線)

15分足の2本の移動平均線がゴールデンクロスした以降、1分足で買いエントリーのタイミングを計るといいでしょう。

2本のEMAの距離がある程度離れていて、どちらも右肩上がりだと、上昇トレンドの信頼度は高そうです。

下のチャートは、同じ設定で下降トレンドの場合です。

15分足の移動平均線のデッドクロス以降は下降トレンドが続いているので、売りエントリーできる場面を探したいですね。

このように、H_MA_MTFで上位足のパーフェクトオーダーやクロスを確認すると、大局に逆らわないマルチタイムフレーム分析が可能です。

ぜひダウンロードして試してみてください。